ドレープカーテン
2021年2月26日
ドレープカーテンとは、太い糸で織った厚手の生地のカーテンのことを指します。
一般に使用されるカーテンでゆったりとした美しいヒダを持つ比較的厚地のカーテンのことです。
ドレープ(drape)には、布などで覆う(飾る)という意味や、垂らしてかける、ひだが寄るというような意味合いがあります。
特徴は「生地の厚さ」です。そのため、ドレープカーテンは「厚地カーテン」と呼ばれることもあります。
生地の持つ独特の光沢や風合いに特徴があり、遮光性や保温性に優れています。
カーテン業界では「厚地」という言葉を使うことが多く、これは「生地が分厚いカーテン」ではなく「ドレープカーテン」そのものを指します。
ドレープカーテンは、窓の幅よりも大きな生地を使ってヒダを作るスタイルが一般的です。一般的に目にする多くのカーテンは上部がつまんであり、これを「ヒダ」といいます。同じ生地でもヒダの数によって見た目の印象は変わります。
ヒダのタイプは、大きく分けて4つあります。
・フラット
ヒダ山がなく、柄や生地の織りをそのまま見せることができるスタイルです。ゆるやかなイメージを演出できます。
・1つ山ヒダ
仕上がり幅に対して1.3倍~1.5倍程度の生地を使い、ひとつのヒダに山を1つ作るスタイル。すっきりとした見た目が特徴で、シンプルな印象を演出できます。
・2つ山ヒダ
仕上がり幅に対して1.5倍~2倍程度の生地を使い、ひとつのヒダに山を2つ作るスタイル。程よいボリューム感で、既製カーテンで多く用いられています。
・3つ山ヒダ
仕上がり幅に対して2倍程度の生地を使い、ひとつのヒダに山を3つ作るスタイル。たっぷりとボリュームが出るので、高級感を出したい場合におすすめです。
インテリアなわてのオーダーカーテンではお好みのヒダのスタイルを選択できます。