インテリアなわての工場見学
カーテンができるまで
こだわりの9工程
生地の裁断
柄と柄がそろうように。柄を意識した切り方はフルオーダーならではの工程です。
完成時に柄が最も美しく見えるよう、1枚1枚正確にカットしていきます。
繊細なレース生地は熱したカッターで溶かしてカット。
糸くずが見えない、綺麗な切り口に。
巾継ぎ
生地のつなぎ目が目立たないように。
柄がずれないよう、自走式の専用ミシンで確実に縫い上げます。
生地に合わせた色の糸を使用することで縫い糸を目立ちにくく仕立てます。
その細かなこだわりが「窓の外から見ても美しい」カーテンを作り上げます。
裾上げ
糸がつっぱらない適度な速度で送り込む。
裾の折り返しは生地をたっぷり使って3重にすることで重厚感が出ます。
よりデザインが素敵に自然に見えるよう、柄を考慮し折り返します。
スケール
mm単位の入力で正確な高さに。
ここでは生地の高さを計測・カット。
mm単位で入力した数値を機械が正確にカットします。
当店の1cm刻みを可能にするのはこの工程あってこそ。
芯付け
一定のテンションとスピードで、隙間なく、タワミなく。
カーテン上部にフックを挿すための芯材を縫い付けます。
機械で縫い付けながらも余分な生地を同時にカット。
仕様が特殊なフラットカーテンは、職人の手作業で一つ一つ丁寧に縫い付けられます。
耳縫い
サイドラインを直線に縫い付ける。
両サイドの耳の部分を3重に折り、ハンドメイドで縫い付けます。
内側におもりをしっかり付けることで裾のラインにハリが出ます。
横から見ても断面が見えない、ちょっと特別な工程です。
アイロンかけ
生地が縮まないように、伸びないように。
温度・スチーム量・当て方を長年の経験で微調整。
いかに生地の糸を見極められるかがポイントです。
アイロン工程を2度行うことでハリのある仕上がりに。
ヒダ取り
機械制御のミシンで最適な数値を算出。
わずかなズレ・ヨレが仕上がりのシルエットを左右するこの重要工程では、機械制御のミシンを使用します。
1枚1枚個別にヒダの大きさや間隔を算出し、美しいドレープラインを作り出します。
たたみ
美しいウェーブをそのままに。
ヒダを1本ごとにたたんでいく、プリーツたたみ。
このたたみ方をすることで、お客様が箱から出した瞬間、綺麗なウェーブがすぐに再現されます。
2人でたたみながらもキズがないか、汚れがないか最終確認。